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【カルジェリストインタビューVol.13】鴻上みゆきさん/APRIL

卓越した技術と抜群のトレンド感覚で絶大な支持を集める、人気カルジェリストをインタビューするこのコーナー。今回は、二子玉川にあるネイルサロン/エステサロン/ネイルスクール・APRILのオーナー兼ネイリスト、鴻上みゆきさんにご登場いただきました。長らく一般企業の営業職だったという鴻上さんは、30代で一念発起しネイリストへと転身。自爪の健康を第一に考えた施術、スタッフ担当制によるきめ細やかな対応などが好評を得て、2005年にオープンしたサロンは、近隣在住の感度の高い女性を中心に愛され続けています。また、ネイルスクールも併設し、スタッフ育成にも力を入れているという鴻上さん。彼女のネイルに対するこだわりやちょっぴりユニークなAPRIL流・ネイリストの働き方など、興味深いお話を伺っていきましょう。

ネイリストを目指したのはご主人の一言

——鴻上さんのキャリアについてお伺いさせてください。ネイリストを目指したきっかけは?

koukami
元々ネイルが好きでセルフネイルが趣味だったんですけど、大学を卒業した後は長く一般企業の営業職をやっていたので、ネイリストになったのは結構遅いです。30歳過ぎた時に、このままずっと会社で働き続けるのかなって悩んでいた時期があって、当時よく主人にストレスや不満をぶつけてたんですね(笑)。そしたら主人が「そんなにネイル好きならネイルの学校でも行けばいいのに」って一言。それがきっかけでネイルスクールに行くことになりました。会社勤めをしながらですけどね。そして、卒業した後に独立しました。

——スクールを卒業した後、いきなり独立したんですか?

koukami
元々自分で何か事業をやりたいって願望はあったんです。でもその時すでに自分は33歳。その歳でネイルサロンに就職するって考えた時、周りはきっと若い人ばかりだしいじめられるんじゃないかなんて思っちゃったんですよね。今思えばただの被害妄想なんですけど(笑)。なのでサロンには就職せず、いきなり独立することにしました。趣味でセルフネイルをやっていた時、周りの方に爪を褒められることが多かったので、「私、結構できるのかも」ってなんとなく自信を持っていたのかもしれません(笑)。

——鴻上さんをはじめ、お店にはカルジェルの資格を持ったスタッフの方が複数いらっしゃいますが、カルジェルとの出会いは?

koukami
先ほどお話ししたネイルスクールへ通っている間に、カルジェルの存在を知りました。当時、ネイル業界ではスカルプチャーなどが主流だったんですけど、せっかく爪を綺麗にするのに爪を痛めてしまうっていうイメージがあって。そんな中で爪にもっと優しくて良いものはないのかなって探している時に、出会ったのがカルジェルでした。当時カルジェルはもちろんのこと、ソークオフジェルっていう言葉自体もそれほど世の中に浸透してない時代でしたが、知れば知るほど間違いなく良い商品だって思うようになって。ネイルスクールを卒業した後にMOGA・BROOKさんで講習を受けに行ったんです。

予期していなかったジェルネイルブーム到来

——現在、ご自身のスクールでもカルジェルを教えているんですよね?

koukami
はい、基本的に教えているのはカルジェルのみです。実はジェルネイル専門サロンとしてオープンした直後に「ジェルネイルブーム」が到来してまさかの予約殺到。1人じゃ全然回らないくらい忙しくなってしまったんですよ。人手が足りなかったので新たな人材を採用したかったんですけど、まだカルジェル、ソークオフジェルのことをわかるネイリストがすごく少なくて。だったら自分のところで育てた方が早いって思ってスクールを設立したんです。

——いきなり予約殺到なんて嬉しい悲鳴ですね。

koukami
そうですね。オープンして3ヶ月後くらいには予約がパンパンでした。こちらのビル(※取材場所)の1部屋を借りてエステを担当するスタッフと一緒に営業していたんですけど、スタッフも設備も増やしたかったので、たまたま隣の部屋が空いたタイミングでそこも借りて店を大きくすることにしました。現在3部屋を使ってサロンとスクール事業を行なっています。

——スクールを卒業した元生徒さんの多くもサロンで働いているんですよね。なんでも雇用形態というか、ネイリストさんの働き方が少々変わっているそうですが?

koukami
うちのお店ではフルタイムではなく、業務委託という形でフレキシブルに働いていただいています。お子さんがいらっしゃる方は平日の早い時間だけでもいいし、自分の働きたい時だけ来ていただくスタイルで運営しているんです。その方が色々なタイプのネイリストが集まるし、例えばお子さんが大きくなったりして生活環境が変わっても対応できるので長く働いている方が多く、10年以上勤務している方もいらっしゃいます。ただ、ネイリストに集客を求めるというスタイルではなく、あくまでお店が主体で集客しているので、お客様から見たら表向きは普通のサロンと変わらないんですけどね。また、ネイリストは基本担当制。スタッフ同士で協力しあうことはありますけど、基本的には1人のお客様に対して1人のスタッフが専任で対応させていただいています。

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「絶対に爪を痛めない」という徹底したこだわり

——スタッフ全員が業務委託というのは珍しいですね。では、サロンとしてのポリシーについてお伺いしていいですか?

koukami
「絶対にお客様の爪を痛めない」ということを心がけています。お客様に対して「爪が痛んでしまったからしばらくネイルをお休みしましょう」といったご提案は今まで一度もしたことがありません。そもそもジェルネイルをつけているだけで爪を痛めてしまうということは絶対にないはず。もしそうなったとしたら施術のやり方や、無茶なオフのやり方に原因があると思うんです。ネイリストを担当制にしているというのは、お客様の爪の健康管理がしやすいようにという目的もあって。その都度担当者が変わってしまうとコミュニケーションもとりづらくなってしまいますし、その方の爪の状態を細かく管理するのが難しくなってきますよね。ただ綺麗にしてあげるだけではなく、爪の健康管理も行なっていくというのがポリシー。おかげさまでこれまで爪のトラブルなどはほぼありません。

——サロンにいらっしゃる客層はどんな感じですか?

koukami
近所にお住いの主婦の方が多いですね。しかも、オープン当初からずっとリピートしてくださる方がほとんど。ご新規でいらっしゃる方は、色々調べて吟味されてサロンを探してこられる方が多いです。カルジェルを扱うサロンを検索してこられる方もいらっしゃいますよ。ちなみに、お客様だった方がネイルに興味を持ってうちのスクールに通い、そのままうちのサロンに就職するっていうパターンもあります。もちろんご自宅で開業される方もいらっしゃいますけど。

——鴻上さんがネイリストとして大切にしていることは何ですか?

koukami
ネイルは手をきれいに見せてくれるものが一番だと思いますので、デザインやディティールに凝るというよりはその方に合ったカラーを提案することに重きをおいています。パーソナルカラーに関する勉強もしているので、その方の肌に馴染む色を提案できるよう、既存のカラーを調合してオリジナルの色を作ることが多いですね。もちろんデザインの勉強もしていますけど。

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——どういったところからデザインの着想を得るんでしょうか? インスピレーションの源は?

koukami
ファッション誌に載っている洋服のコーディネイトは参考にしています。色や模様といった洋服のデザインに関してではなく、トータルのコーディネイトやスタイルに合わせたネイルをイメージしてデザインすることが多いです。「爪だけ別の人」状態は良くありませんよね(笑)。その方のスタイルや雰囲気にきちんと溶け込むネイルがベストだと考えています。

——今後の展望、これから挑戦してみたいことを教えてください。

koukami
私個人としては現在、ネイリストとして新規のお客様を受け付けていない状態なんです。これまで技術者として10年以上やってきたわけですが、今後は経営者として若手の教育などに力を入れていきたいなって思っています。現在、ネイリスト6名、まつげエクステ担当1名、受付3名、エステスタッフが3名。そのうちカルジェルのエデュケーターの資格を持っているのが3名、プレミアステイタスの資格を持っているのが2名なんですが、やっぱりきちんとした技術を持ったネイリストを増やすことがすごく大切。私自身、スクールやMOGA・BROOKさんの講習をきちんと受けていてある程度の知識があったので今があります。長い間共にやってきたスタッフはもちろんですが、新たな人材も増やしつつ、さらに充実した色々なサービスを行なっていきたいと思っています。

——ありがとうございました!

APRILで働く村野さんのネイル&使用品が知りたい!

過去にはこんなカルジェリストさんにもインタビューしています

店舗情報

APRIL
東京都世田谷区玉川2-24-6シルク玉川7F
お問い合わせ:03-3607-0448
営業時間:火〜金:9:30〜20:30/土:10:00〜20:00/日:10:00〜18:00
定休日:月曜日・祝日