(写真)右から商品開発部 小沼マサユキさん、荒川慈美さん、杉崎千尋さん
カルジェルは好きだけど、硬化にちょっと時間がかかるのよね・・・と、思っていたネイルテクニシャンさん、お待たせいたしました!
2018年7月25日に発売される「Calgel デュアル ネイルライト」
なんと硬化時間が従来のカルジェルカラージェルクリスタランプに比べ約3分の1の時間に短縮(*1)することができました。
*1:商品によって、15秒〜60秒
さらに、どんなネイルサロンにもなじむデザイン、使い心地の良さにこだわったという今回のライト。開発秘話を開発担当の小沼さん、荒川さん、杉崎さんに伺ってきました。
時短よりも悩んだのは機能を維持しつつサロンに馴染むデザインにすること
——本日はよろしくお願い致します。早速ですが、3分の1の時間短縮ってすごいですよね!やはり、相当な苦労があったのでしょうか・・・?
いや、実はそこはそんなでもなくてですね。今回、一番苦労したのは実は外観なんです。
——たしかに、洗練されたデザインですよね。
ありがとうございます。カルジェルはいろんなサロン様にお使いいただいてるので、どんなサロンにもなじんで使い易いものを…ということで、サロン様にもご意見をいただきました。シンプルで良いものになったんじゃないかなと思っています。
手馴染みが良く汚れにくいラバーグリップ
——他に大きく変わった点は?
ラバーグリップですね。従来のものはグリップが付いていなかったので、持ち運びの際に落としてしまったりすることがありました。また、持ち運ぶ際も、中に手を入れると、ライトに触れることもあるので、使い方によっては危ない時もあるかなと…
——グリップ部分と操作部がラバー素材になっていますね。
はい、シリコンラバーを使用しました。これは柔らかい手触りが特徴で、そしてお手入れが簡単です。ジェルで汚れてしまった時は、中性洗剤で楽に落とすことができます。
——白なのに汚れに強いっていいですね。
そうなんです。汚れが目立たない色だとおしゃれじゃなかったりして・・・。それに、ラバーグリップだと耐久性もあるんですよ。
——素人目には、こういう硬い素材の方が丈夫な感じがしますが?
持ち手の部分が薄いので、そこを握ったりすると圧がかかります。そうすると、金属よりもラバー素材の方が、耐久力があるんです。
——なるほど!
それに従来のものに比べ軽くなっていますので、持ち運びは本当に楽になったと思いますね。
——持ち運びというと、フットをするときも便利そうですね。
そうなんです。フットに関して言うともう1点ありまして。底の部分がかぱっと外れます。従来は、差し込み式だったのですが、今回はマグネット式になっているので、ガバッと外せるんです。
ワンタッチで取り外しが簡単!&ポジションのナビゲーターも。
——これは便利ですね。
はい、それと従来のものより全体の大きさは小さくなっているんですが、内側は逆に広くなっていますので、5本を一度に照射できます。中には手のポジションがわかりやすい工夫もありますし、手足の出し入れがしやすくなっています。
もしぶつけてしまうと、ジェルがよれて修正をしなければならないので、そういうリスクも減らせたかと思います。
ジェルを自社開発しているMOGAだからこそ!硬化熱をできるだけ軽減。
——ところで、私ネイルをするとき硬化するとき、すごく熱く感じて苦手なんですが、今回は、それが軽減されているとか…?一体どういうことなんでしょう?
それは、企業秘密です。
——いやいや、そこをなんとか!
たとえ話になりますが、そもそも熱さをなぜ感じるか、というとジェル硬化のキーである光の波長、そのジェルの守備範囲とライトの守備範囲にズレがあるために、余力を取っているからなんですね。一般的に、ライトもジェルもOEMの場合、ライトとジェルの守備範囲はお互い厳密には分からないわけです。
——じゃあ、全く違うとすごく熱くて、守備範囲が似ているとあまり熱くないということですね?
はい。もちろん個人差はありますが、理論上はそうなります。当社は、両方作っているのでジェルとライトの守備範囲をぴったり合わせることができるんです。なのでズレによる硬化不良がおこらない上、パワフルなのに熱く感じにくいという性能を実現しました。
——すごい! MOGAさんならではですね。では、最後にみなさんに一言お願いします。
お客様や商品取り扱いチームにもたくさん協力を頂き約1年半かけて、痒いところに手が届く使いやすさとデザイン性を実現しました!ぜひ使ってみてください!
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