【カルジェリストインタビューVol.1】小手 麻菜美さん/kakimoto arms六本木ヒルズ店

卓越した技術と抜群のトレンド感覚で絶大な支持を集める、人気ネイルサロンのカルジェリストにインタビュー! 今回は、ヘアとネイルの両軸で最新のスタイルを発信し、美容業界を牽引する存在の「kakimoto arms」(カキモトアームズ)から、六本木ヒルズ店でチーフを務める小手 麻菜美さんが登場。これまでのキャリアや最新のネイルトレンドまで、じっくりとお話をお伺いした。

IMG_7163

kakimoto arms六本木ヒルズ店の受付

ネイリストを目指したきっかけを教えてください。

kote

幼少期の頃から、よく母のネイルを勝手に拝借して遊んでいたのを覚えています。恐らくそれがネイルに夢中になったキッカケですね。その後、成長してからは自分自身にコンプレックスがあり、あまり自信が持てない時期がありました。そんな時、ネイルをすることで自然と自分に自信が持てたんです。ネイルの持つパワーを実感しましたね。そこで「これからは、ネイルを通してたくさんの人に自信を持ってもらいたい」と、ネイリストを志しました。自分のためのネイルから、誰かのためにネイルがしたいと思ったんです。

コンプレックスをも解消する、ネイルの魅力は何ですか?

kote

お客様と話していると、やはり男性も女性も、「爪先がキレイになると気持ちが明るくなる」と言ってくださる方が多いです。爪は目に入る部分ですから、キレイに整えられ、好きなデザインやカラーが施してあると気分転換になりますよね。私が働く店舗では、六本木という土地柄、働く女性や男性のCEOの方が多くご来店くださいます。ビジネスパーソンの身だしなみの一つとして、ネイルが必要だと感じている方も多いようです。お客様の層は30代前半から60代まで幅広く、ヨーロッパ系を中心に海外のお客様も多数いらっしゃいます。お国柄で好きなデザインも異なっていて、個性が出るのが面白いですね。年齢、性別、国籍を問わず、ネイルをする方の気持ちを明るくする、楽しませることができるのがネイルの魅力だと思います。

IMG_7255

ネイルの魅力について語る小手さん

「kakimoto arms」で導入されている、カルジェルの良さは何ですか?

kote

カルジェルは非常に薄付きなので、ジェルネイルをしていても日常生活を違和感なく過ごせます。透明感が高く、ツヤが出しやすい、そしてカラーを混ぜやすいところも魅力ですね。絵の具と一緒で、混ぜることで、既成色と違った新しい色を生み出すことができます。そのため、お客様の希望するカラーを絶妙な色合いで提案することが可能です。ただ、カラーを混ぜてしまえばもう元には戻らないですし、過去に混ぜ合わせて作った色を、再現するのには非常にテクニックがいります。なので、カルジェリストは非常に技術力が高いと思いますね。

小手さんの得意なネイルデザインを教えてください。

kote

定番のフレンチですね。シンプルなデザインほど、ライン取りやフレンチ幅の感覚など、ごまかしが効かないのでテクニックが試されます。フレンチを作るときは、その方の手の形や爪の形を見て、バランスを考えながら幅を決めるように心がけています。美しく仕上がったときは、やはり気分がアガりますね。

ネイルデザインを長持ちさせるために、どのような工夫をされていますか?

kote

ネイルは3週間から1カ月で自爪の部分が伸びて見えてしまうので、フレンチのように土台の色が透明なデザインであれば、伸びても目立ちにくいですね。また、ネイルの厚みが薄いと、その分凸が目立たないのでナチュラルに見えます。先ほども言ったように、カルジェルは薄付きで透明感が高いですから、伸びてきても目立ちにくいですよ。また、お客様には長くデザインを楽しんでもらいたいと思っているので、次回いつご来店できるかをお伺いしてから、デザインを提案するように心がけています。

お客様にネイルを施術する際、気をつけていることはありますか?

kote

お客様のヘアカラー、イベントなど今後のご予定、そして普段着る洋服の系統を伺って、そこに連動したネイルを提案するようにしています。なので、その方のパーソナルな部分をヒアリングする時間は大切にしていますね。また、“パーソナルカラー”に合わせたカラー提案もしています。「kakimoto arms」のヘア部門には、ヘアカラーを専属で担当するカラーリストがいるのですが、普段から彼らと一緒に“パーソナルカラー”の講習会を受講する機会があります。そこで得た知識を元に、お客様にぴったりなネイルカラーを提案しています。サロンではヘアスペースとネイルスペースが隣接しているので、時にはカラーリストがネイルの現場に来て、一緒にお客様に似合うカラーを選んでくれることもありますよ。ヘア部門のスタッフとは、ジャンルは違えど、同じ美容のフィールドで働いているので、カラーの知識や最新の美容情報を交換し合うなど、刺激し合える仲間です。そんな環境があるのが、「kakimoto arms」の強みですね。

IMG_7197

色鮮やかなヘアカラーがずらりと並ぶ

美しいネイルに仕上げるためのコツは何かありますか。

kote

手の形、指の長さは人それぞれ異なるので、お客様自身の手の形が一番美しく見えるネイルを作るように心掛けています。全体のバランスを考えながらネイルを作成する、ということですね。でも、それを実行するには高い技術が必要なので、多くの人の手に触れて経験を積むことが大切です。また、ジェルネイルはメーカーによっては、自爪を削って凹凸をつけることで、ジェルと爪の密着度を高め、持ちを良くするという考えがあります。ですがそうすると、回数を重ねるごとに自爪がどうしても傷つき薄くなってしまいます。その結果、定期的に爪の休憩期間が必要になってくる。なので私は、お客様の自爪を削らずにそのままネイルを塗布するようにしています。カルジェルなら爪との密着度が元々高いですし、何より「健康な爪の上にジェルネイルをしてあげたい」という想いがあるからです。お客様には何より、爪を大事にしてほしいです。美しいネイルは、健康的な爪があってこそのものだと思いますね。

お客様にとって、どんなカルジェリストでありたいと思いますか?

kote

まず、お客様に信頼して頂けるカルジェリストであるために、技術力を極めることは大切です。ただ、技術以上にコミュニケーション力の高い、お客様にとって良き相談相手のような存在でありたいと思っています。以前は「カルジェルエデュケーター(講師)になればトップネイリストになれる」と考えていました。でもトップを目指すなら、もちろん技術は大事なのですが、それだけじゃダメだと気づいたんです。サロンにお越し下さるお客様は、お話を楽しみにされている方がたくさんいらっしゃいます。2時間対面してコミュニケーションをしながら施術をするので、その人の話や悩みを聞いてあげることも大事な仕事だと思うのです。素敵なネイルを作って楽しんでもらうことはもちろん、気持ちの面でおもてなしすることも重要だなと。お客様の年齢層も職業もさまざまですし、お客様に合わせたコミュニケーションが求められます。「この人と話したい!」と思ってもらえるか。技術の提供だけでなく、お客様にとって心地よい空間作りを心掛けています。

IMG_7196

ネイルのデザインアイディアは、どこで収集していますか?

kote

ネイルはファッションと連動しているので、ファッショントレンドからデザインのヒントを得ることは多くあります。なので、ファッション誌を読んだり、洋服の買い物の際にアイディアを得ることが多いですね。最近はinstagramなどSNSで、ネイルのデザインを参考に見たりもしています。

IMG_7175

小手さんがおすすめするネイルデザイン一覧

現在のネイルトレンドを教えてください。

kote

夏から秋にかけて、ファッション同様、ボヘミアンテイストのネイルに注目が集まっています。クロシェ網やペイズリーなど、柄を施したネイルや、天然石風のデザインネイルが人気です。ボヘミアンテイストを引き立たせるビビッドなカラーや、あえて塗りかけたようなエッジのあるアートネイルも人気が高いですね。私が勤める六本木ヒルズ店のお客様は、ワーキングウーマンが多いので、ナチュラルで透明感のあるデザインも根強く支持されています。以前は、オフィスネイルと言えばグラデーションやフレンチネイルが定番でしたが、最近はストーンやラメをアクセントにプラスするなど、もう少しデザイン性のあるものが人気になっています。“ナチュラルな中にも華やかさのあるオフィスネイル”ですね。ワークシーンでツヤのある手元は非常に好感度が高いので、ツヤが出しやすいカルジェルは相性が良いですよ。

「kakimoto arms」は、美容業界を牽引するトップサロンですが、技術力向上のためにどのような取り組みをされているのでしょうか。

kote

ネイルに関して言えば、カルジェルのプロフェッショナルとして、カルジェリスト全員がエデュケーターを目指すように目標設定しています。試験も年に2〜3回ありますし、全サロンのカルジェリストを集めて、サロン内で講習も行っています。新人カルジェリストの育成に力を入れているので、休みの日にサロンで練習することもあります。店舗によって、お客様のターゲットや人気のデザインが異なるので、講習を通して他店舗のスタッフと技術やデザインの意見交換をするのも良い刺激になりますね。また、ビッグイベントで言えば社内でネイルコンテストを年に一度開催しています。カルジェルの総代理店である「モガブルック」のカルジェリストや、弊社のエデュケーター、美容雑誌の編集者の方が審査員を務める、非常にレベルの高い大会です。そういった場があることも、技術力向上のために良い機会になっていると思います。

IMG_7222

チーフとして活躍されている小手さんですが、新人のカルジェリストが上達するために何かアドバイスはありますか?

kote

私は後輩によく、「レベルの高い、綺麗なデザインをたくさん見なさい」と指導しています。精度の高いネイルを知らなければ、美しいデザインが何なのか、そもそも理解することができないと思うからです。新人時代は、“見て盗む”ということがレベルアップするために有効だと思います。私も、後輩の手本となるデザインを示せるように、課題にしているデザインを講習の前夜に練習したりするくらいです(笑)。良いデザイン、本物のデザインに触れる機会を増やし、そのネイルを実現できるように何度も練習することが大切だと思います。

カルジェルが、プロだけでなく一般の方でも購入できるようになりました。カルジェル初心者にアドバイスするとしたら、何かありますか?

kote

ジェルネイルは、ライトで固める前であれば何度でもデザインをやり直せるので、一般の方もトライしやすいと思います。シンプルな単色塗りよりも、上にラメを重ねると色ムラがあっても目立ちにくいのでおすすめですね。また、ネイルを始める前に、土台となる爪のコンディションを整えることが大事です。形を整える、健康的な爪を維持するなど、普段のから爪のお手入れをすることで、ジェルが取れにくくなり持ちが良くなります。素敵なジェルネイルを楽しむために、ネイルケアにも気を配ってみてくださいね。

IMG_7329

小手さんの手元。ビジューのラインが美しい。

小手さんの手元がこちら。ナチュラルで透明感のあるネイルが人気の六本木ヒルズ店だけに、クリアベースに品のあるビジューのラインが女性らしさ抜群。繊細で手肌の美しさを引き立たせるデザインは、ネイル初心者でもトライしやすそう!
 

小手 麻菜美さんはじめ、プロが教えるジェルネイル長持ちテク!

カキモトアームズ青山店での記事はこちら♪


店舗情報

kakimoto arms六本木ヒルズ店
東京都港区六本木6-10-3 六本木ヒルズウェストウォーク2F
お問い合わせ:03-5786-9810
営業時間:11:00~21:00(年中無休)
webサイト:www.kakimoto-arms.com