ベテランカルジェリストに質問攻め!カルジェルのオフはどうしたらいいの?

人気カルジェリストにお悩み相談! 前回は、ネイリスト・カルジェリストエデュケーターの荒川慈美さんに、実際にネイルを施術していただきながら、指先のケアについてお話を伺いました。

指先を彩るだけではなく、爪を保護する役割も兼ね備えているカルジェルネイル。その優れた柔軟性から爪のケアにも最適と言われています。

今回は、前回施術していただいたデザインネイルをオフしていただきながら、オフ時の爪のケアについて深くお話を伺うとともに、カルジェルならではのネイルオフの魅力に迫ります。

浮かせて剥がしてあら簡単! 爪に優しいネイルオフがここに!

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——カルジェルネイルのオフの手順を教えてください。

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流れとしてはまず、爪表面のトップジェルをファイルで軽く削ります。つぎにカルジェル専用のオフ溶液を付けてアルミを巻き、溶かしていくという手順になりますね。

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以前、別のネイルサロンでオフしてもらったとき、電動ドリルのようなマシンで、自爪がむき出しになる位まで削られてしまったこともあって……。

そうですね。ジェルの種類によっては電動マシンを使わないとオフしづらいものもあるとは思うのですが、削り過ぎてしまったり、爪への負担は大きいとは思います。カルジェルは爪にやさしい手法を使い、傷めないように施術をしていくので安心してください。

——デザインによってオフのしかたが異なることもありますか?

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ジェルの表面に立体的なストーンや飾り物が埋め込んである場合はそれを先に取ってしまいます。何もないワンカラーデザインの場合は表面のトップジェルだけをファイリングし、カルリムーブで浮かせていきます。

基本的には、溶液がしみこみやすいように表面を軽くファイリングしてからオフ溶液で浮かせて剥がす。ジェルネイルはこの方法が一般的ですね。

——オフ溶液を染み込ませるときにアルミを巻くとおっしゃっていましたが、アルミである必要はありますか?

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巻きやすく、手軽に入手できるものだからですね。後は、指に巻き付けるときに隙間があるとそこからオフの成分が蒸発してしまうのですが、アルミホイルを使えばそれを防げるからです。セルフでオフする場合は指サックで代用できますよ。

——アルミを巻いたら何分くらい待つのがベストですか?

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10分~15分程度するとジェルが柔らかくなり、浮いてきます。この状態になれば、爪の表面のジェルを軽く擦るだけで簡単に剥がすことができますよ。

大抵の方は1回で綺麗に剥がせると思いますが、肌質と同じで人によってジェルが浮きやすい方と浮きにくい方がいらっしゃるので、2回巻く場合もあります。

ジェルの種類や厚みのあるデザインの場合にも2回巻く場合もあります。1回で綺麗に浮かなかった場合でも決して無理やり剥がそうとしないことが重要です。

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昔、電動マシンでオフしていたころは爪が傷んでしまっていて、このアルミを巻いている段階で熱くて痛かったんです。いまはとても暖かくて心地よい感じです。

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化学反応が起きてジェルが柔らかくなるので、爪が薄くなってしまっていたりすると熱を強く感じてしまうことがあるかもしれません。通常であれば程よく暖かくなる感覚ですね。

スルスルとれていくジェルに、一同驚愕!

——カルジェル専用のオフ溶液はありますか?

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はい。今回使用する、カルリムーブがカルジェル専用のオフ溶液になります。アセトンという成分が入っているものであれば、ほかのリムーバーでも代用することができますが、このアセトンという成分は指先の乾燥の原因になってしまうこともあるんです。

それを防ぐためにカルリムーブには保湿成分が含まれているので、お客様にはこちらを使っていただくのをオススメしています。

——カルジェルならではのネイルオフの魅力を教えてください。

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この後、アルミを取って見ていただくとわかると思いますが、ジェルネイルがソフトコンタクトレンズのような柔らかい質感に変化していて、スムーズにオフすることが可能です。

ジェルネイルは爪にピッタリと密着しているので強く削ると爪の層もいっしょに剥がれてしまいますが、カルジェルは削らず、ジェルを溶かして浮かせてから剥がすので、爪への負担が非常に少ないんです。

——削らずにオフできる、とても爪にやさしい手法なんですね!

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爪の表面に残っているジェルは軽く擦るだけですぐに剥がれますよ。とても簡単なのでご自身で実際にやってみてください!

本当ですね! 撫でるだけで簡単にポロポロと取れていきます。

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専用の道具なども必要なく、自分の爪などで少し撫でていただくだけで楽に剥がせます。ネイルをする前のような、爪の良い状態を保ったままネイルオフが出来ました。

セルフオフどんと来い! ポイントは「待て」

——カルジェルはオフすることも考えて作られたジェルなんですね。セルフオフすることも可能なんでしょうか?

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はい。カルジェルの場合は、先程と同じような手順を踏んでいただければ、お客様ご自身でも簡単にネイルオフができます。

爪の表面を削る度合や、柔らかくなる度合は施術によって変わってくるので、家で自分で落としたいという場合はネイリストさんに「家で落としやすいようにお願いします」と頼んでいただくと良いと思います。

削りが最小限に抑えられるジェルの種類で、セルフオフのしやすい施術をしていただけると思いますよ。

——セルフで落とすときに必要な道具を教えてください。

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セルフオフの際に用意していただくものは、少し粗目のファイル、アルミホイル、爪のサイズにカットしたコットンと、オフ溶液の4点ですね。カルジェルネイルの場合、オフ溶液はカルリムーブをお勧めいたします。

――セルフオフする場合に気を付けることはありますか?

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オフ時の重要ポイントは、オフ溶液を染み込ませるときにしっかり時間をかけて待つことですね。無理やり剥がしてしまうと爪が傷む原因になってしまうので、ジェルネイルがしっかり柔らかくなるまで待つことが大事です。

——時間は、どれくらい待ったほうが良いのでしょうか?

15分程がベストです。アセトンは乾燥の原因にもなりますので長すぎても良くありません。一度柔らかくなってしまえばそれ以上柔らかくなることはないので、ある程度柔らかくなったらオフしてしまって大丈夫です。

——アルミを剥がすタイミングの目安はありますか?

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10分程で一度アルミを開けて確認してみてください。目で見て確実に浮いているな、と思ったらそれが落とすベストタイミングです。それでもまだジェルが残っている場合は、少し表面を削り直して、もう一度オフ溶液を5分程付けてみてください。きれいに剥がれてきますよ。

メリハリが大事! オフ時は剥がしやすく、オン時はしっかり密着!

——カルジェルをセルフでオフされる方も多くいらっしゃいますか?

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多いと思います。ジェルネイルの中でも、カルジェルは柔らかくなって浮きやすい特徴があるのでセルフでも簡単にできます。

このようにオフ時は剥がしやすく、オン時はしっかり密着してくれるという、優れた柔軟性がカルジェル最大の魅力ですね。

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前回、荒川さんに施術していただいたカルジェルネイルも剥がれることなく、しっかり爪に密着してくれていました。衝撃を与えても欠けにくい、カルジェルの柔軟性の高さには非常に魅力を感じています。

最近はセルフでネイルをやられる方も増えてきているみたいですし、オフが簡単にできるという点は本当に魅力的ですね。

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ありがとうございます。ネイルを長く続けるのであれば、オフが楽なものを選ぶということがいちばん爪に優しく、将来的にネイルを長く楽しんでいただけるのではないかなと思っています。

荒川さん、丁寧な施術と貴重なお話をありがとうございました!

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