【サロン紹介】伊藤笑子さん/REiR dicha

卓越した技術と抜群のトレンド感覚で絶大な支持を集める、人気カルジェリストを取材するこのコーナー。

今回は、千葉県松戸市、新京成五香駅にて夫婦でサロン REIRdicha(レイールディッチャ)を開かれている美容師兼ネイリストの伊藤笑子さんにご登場いただきました。

美容室の見習いからスタートして、現在はヘアー、ネイル、メイクとトータルに提供し、ネイルコンテストでも数々の受賞歴がございます。
そんな彼女のこだわりやキャリアについてお話を伺いました。

ヘアーもネイルもトータルで提供するサロンをオープン

——お客様は、どのような方いらっしゃるのですか?

お店をはじめて14年になりますが、オープン当時、髪を切るお客様ばかりだったので、一人ひとり宣伝して回りました。

ネイルをやったことが無い方には1本だけ無料でケアのお試ししてます、という感じでお客様と話す機会を作り、説明しながらケアをしました。爪が綺麗に変化することを知っていただき地道にお客様を増やしていった感じです。

ネイルをやるお客様は全体の4割くらいですね。

お店のレイアウト的にネイルブースがお客様の目に入るようになってますので、だんだんネイルをやっていることが認知されてきていますね。ネイルだけのお客様もいらっしゃるようになりました。

——ネイルのお客様獲得は大変ですよね。お客様の獲得で工夫されたことはありますか?

お店の中でネイルのお客さまを増やすことをメインに考えているので、待合席にさりげなく爪のサンプルを置いておくとか、目に入るようにすることですね。

美容室内ということもあり、髪を切りに来てる方がメインですので、みんなが興味を持ってくれるわけではないのが難しい所。

やってくれそうな方に声をかけてみたり、時間もケアならカットと同時に出来ますよ、と伝えたりしました。

ネイル専門サロンでしたらネイル目的のお客様が自然と来てくださいますけど、美容室内なので、お客様の開拓には日々考えさせられています。

——実際にヘアーとネイル両方を提供する意味では、オペレーションの工夫も必要ですよね?例えば、カラーの待ち時間とかを利用するとか、施術の提供の流れを作ったりしているのですか?

ありますけど、流すタイミングとかもあるので、うまくいかないこともあります。

ただ、美容師とネイリストの両方やっていたという意味ではオペレーションをちゃんと把握できているので、非常にスムーズに提供できていると思います。

オペレーションでは、ヘアーを主体にして動くことを大切にしています。

——両方やっているからこそ、オペレーションがしっかりするんですね。サロンには、他にもネイリストは在籍されていますか?

スタッフは、4名。私たち夫婦を入れて、全6名です。ネイルをやるのは、私一人ですね。

美容ブースは6席で、ネイルは個室に1席とネイルカウンター1席です。

美容師にはネイリスト側の都合も伝えて理解してもらうようにしています。

こちらから言っていかないと、なかなか上手くいきません(笑)

主人にもよく言ってますね(笑)こういうときは、動けないから電話出られないとか。

電話が鳴ると出られるでしょ?みたいな雰囲気になるのですが、座っているから作業が見えない分、出られそうに見えるんですかね?(笑)

こちらも手が離せない時があるのですが…そういう細かな部分の葛藤は常にあります。

——美容師からの理解を得るのはなかなか骨が折れそうですね…。他のスタッフの方で、ネイルに興味ある方はいますか?

みんな施術してもらう側にはなりたいみたいなんですけどね(笑)

残念ながら今は目の前の仕事に追われていて学びたいという声は来てないです。

わたし自身は、美容師がもっとネイルを勉強してもっとこちらにも入ってきてほしいとは思っています。

——入ってきてほしいとはいうものの、なかなか難しいですよね。実際に両方やることのメリットはあったりしますか?

そうですね。
美容師は、どうしてもヘアスタイルだけを考えがちな部分があると思います。

例えばメイクアップアーチストは、お悩みを解決するのは前提として、更にシチュエーション、ファッション、ヘアスタイル、ヘアカラーなどもふまえて施術します。

そういう視点が美容師、ネイリストにはまだまだ足りないと感じる部分があります。

また、全てのアーチストがバラバラの提案をするのもダメだと思いますし、お互いの意見交換が必要です。

ネイルやメイクの視点を持つことは大事だと思いますね。

——お客様の立場に立つのは重要ですね。他店と比較したときに、ウチならではの強みとか良さってありますか?

他店を見ているわけではないので、はっきりとは言えませんが、ヘアサロンがメインなので、ヘアのカウンセリングが終わってから、爪ってなるので、トータルでつなげていくという点は、特徴だと思います。

スタッフ間でお互いの施術の流れのコミュニケーションを取るようにしているので、スムーズに、トータルでやっても最小限の時間でサービス提供できているというのがポイントですね

——今後の展望についてお聞かせください。

うちのお店はパートの方しか取っていないです。しかも、子持ちのお母さんなんですね。

というのも、限られた時間の中で、一生懸命やってくれるということと、「女性が長く働けるお店」というのがうちの店のコンセプトなので、結婚出産で一回美容からはなれてしまった人でも、美容が好きだったら働けることを押し出しています。

手荒れでやめてしまっても、いまではネイルやまつエクなど、今はいろいろな形で美容に携わる事が出来る時代ので、お母さんになっても美容から離れずに働ける場を提供したいとは思っています。

シフトも自分たちで決めてもらっていて、働きやすいお店を作って、そういうお店をさらに出していきたいです。

——結婚出産後のお母さんだと、ブランクもあると思うのですが、サポートや研修は用意されているのですか?

ブランクに対しては美容師本人が1番不安な思いがあると思います。

しかし技術はできて当たり前という見方でいるので「技術は自分で身につけてください」と、そこはプロとして責任を持って欲しい、と思っています。

勉強会も特にやっていませんが、困るのは自分です。

勉強は与えるものではなく、自ら行うものです。

もちろん技術チェックはしますが、本人からの希望がある時のみ。

そこはパートであっても1人のプロとして見ていて、厳しいかもしれませんがそのように対応をしています。

その分シフトに関しては寛大に受け入れていますよ!

お客様からしたら技術というのはあって当たり前。

それ以外の接客、お客様に喜んでもらいたいという気持ちを、素直に出してやってほしいということだけ伝えています。

私は、接客のほうが割と大事って思っていますね。

細かいことですけど、例えばお客様の名前を必ず呼ぶようにしていて、お客様にはひとりひとりがちゃんと「こんにちは」とご挨拶に行くようにしていて、お出迎えの気持ちを表しています。

そういう接客についてのこだわりはたくさんあります。

店舗情報

Beauty&Nail Salon riche
千葉県松戸市五香1-2-1 メゾンフォルテューヌ1F
お問い合わせ:047-385-0438
定休日:火曜日、第2水曜日

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