【カルジェリストインタビューVol.18】永岡寛子さん/arcas

卓越した技術とセンスで絶大な支持を集める、人気カルジェリストを取材するこのコーナー。 今回は、東京都目黒区の閑静な住宅街で、ネイルサロン arcas(アーカス)を開かれている永岡寛子さんにご登場いただきます。

なんと永岡さんの前のキャリアは法律事務所。カルジェルに出会い、感銘を受けネイリストに転身。ネイルサロンで経験を積んだ後、自宅で開業されました。 そんな彼女のキャリアやサロン経営のコツについてお話を伺います!

きっかけはなんとお父さん?!
カルジェルとの運命的な出会い

——ネイリストになる前は法律事務所で働かれていたとのことですが、ネイリストを目指されたきっかけは?

実は、きっかけは父なんです。 父が帰ってきて、会社の女性の爪がすごく綺麗だったという話をしていて、それが「ジェルネイル」だと。2003年だったのですが、当時は珍しくて、綺麗でしかも1ヶ月くらい持つ、そんなものがあるんだ!と思って興味を持ちました。

それですぐ予約して、実際にジェルネイル(カルジェル)を体験したのですが、これだ! と思って。翌日からネイルスクールを探しましたね。

——すごい行動力ですね。


マニキュアやスカルプならここまで興味を持たなかったかもしれません。

はっきりとプロになる! というつもりは初めからあったわけではないのですが、スクールも初めからMOGA BROOKの基本から応用まで幅広く学べるコースに通っていました。

MOGA BROOKで美容業界のキャリアをスタート ネイルのカリスマに師事

——スクールを卒業されて、MOGA BROOKのスタッフとして働き始められますが、どのくらい働かれていたのでしょうか?


2004年から2010年の7年間ですね。 実はスクールを卒業する頃、まだプロになる、というような決意はなかったのですが、たまたま田賀先生(田賀美鈴氏)に「この後どうするの?」と声をかけていただいたのがきっかけですね。

——田賀先生の初めの頃のお弟子さんなんですね。


はい。 当時は先生や先輩方から本当に色々なことを学ばせていただきました。 技術はもちろんですが、美容業界が初めてでしたので、本当に一からですね。

フレンドリーであるけれども失礼のないような接客や、講師としての話し方・心構えなど。 あと、撮影に参加させていただいたりもしましたね。

——その他、サロン経験が役に立ったことは?


そうですね、接客全般ですが、一番は様々なトラブル対処法や事例を学べたことでしょうか。

デザインだけでなく、お客様によって爪質、爪の形、もちなど全然違うので、開業前に色々なケースを経験できたことはとても役立ってます。

自宅でサロンを開くコツ 開業時のノウハウ

——現在はご自宅でネイルサロンを開業されているとのことですが、ご家族の理解はどのようにして得られたのでしょうか?


反対は特になかったのですが、自分がこうしたい、というのを家族に一つ一つ丁寧に説明して確認をとりました。

それこそ、看板は出していいか? とか、お子様を連れていらっしゃるお客様の場合多少にぎやかかもしれないがよいか? などですね。

また、家族に不安に思っていることがないか、なども聞きました。 本当に小さなことかもしれませんが、そういった一つ一つの理解を得ながら進めていきましたね。

——なるほど、でも自宅に知らない方がいらっしゃる怖さもありますよね。


幸い私は今まで怖い思いをしたことはないのですが、諸々のご事情で自宅での開業がどうしても難しい方もいらっしゃると思います。

MOGA BROOKさんの2Fスペースをレンタルされているようなので、ご利用されるのも手だと思いますね。

——開業時、資金面などのやりくりのコツなどはありますか?


自宅のリビングを使っていますので新たに家賃などがかかることはありませんでした。

もともとネイリストをしていたので、材料はありましたし、チラシや、インテリアを整えるなどはしましたが、ものすごく費用がかかったという感じではないですね。

あ、でも名刺はこだわりました。 カメラマンさんに写真を撮っていただいて。 そこはしっかりとお金をかけました。

おしゃれで高級感のある素敵な名刺

開業時の集客は戦略的に!
ポジショニングとタイミングを検討

——集客などではどんな工夫をされましたか?


サロンで働いていた後半は講師としての活動がメインで、ネイリストとしてはあまり活動していなかったので、開業当時、実はお客様リストのようなものはほとんどありませんでした。

——えー!


なので、知り合いや近所の方に来ていただけるようにチラシを作成したりして。 もともとお店のコンセプトに「ママさんたちに、サンダル履きで気軽に来てもらえる」というのがありまして…。

私自身が子どもがいますので、お子様連れでも来ていただけるサロンにしています。 自分の子育ての経験や、ママ同士の話の中でそういった気楽なサロンの要望は感じていました。

例えば、店舗を構えたスタイリッシュでおしゃれなサロンはもちろん素敵です。 ですが、子育て中のママのことを考えると、今のスタイルのサロンがいいなぁ。と。

今の生活やスペースの中でできることを活かし、こういった環境に共感してくださる方にいらしていただけたらうれしいと思っています。

——なるほどですね。


あと、オープン日はこだわりましたね。

引越しなども重なって、スケジュール的にはタイトだったのですが、オープンを6月に間に合わせて、フットのお客様を狙いました。

——かなり戦略的ですね!

ネイリスト×整理収納アドバイザー

——ちなみに、整理収納アドバイザーとしてもご活躍されていますよね。


はい。 自宅をサロンにしていますと、生活感を消して、いかに寛げるスペースにするか、という課題があります。

サロンにも整理収納のメソッドを生かしているのですが、お客様に「普段は生活スペースなんですよ」とお伝えすると驚かれることも多いです。

そこから雑談でお片づけのご相談に乗ったりすることもあります。 整理収納アドバイザーとしては「子どものお片づけ」を専門にしていて、ネイルのお客様との層も近いので相乗効果になればいいですね。

——今度、MOGAでもネイリストさん向けの整理収納アドバイスのセミナーをされるとのことなので、読者の皆さんはページ下のリンクをチェックしてください!

目の前のお客様をいかに大事にすることができるか

——独立後、気をつけていることはありますか?


ネイリスト仲間との繋がり、インスタやネットなどでトレンドの情報収集は欠かさずしています。 子どもに手がかからなくなってきたので、セミナーなどにも行きたいと思っています。

——開業を考えているネイリストさんに経営的なアドバイスはありますか? 例えば価格設定の仕方など。


そうですね…。 私の場合ですが、「安くしすぎない」というのは気をつけています。

技術と材料(Calgel)はきちんとしたものを提供していますので、格安のサロンも増えていますが、一定のラインは保ちたいですね。

というのも、多少金額が高くても、お客様に納得いただければ、また来ていただけたり、ご紹介までしていただくことができるんだなというのが実感としてあるからです。本当にありがたいことです。

目の前のお客様をいかに大事にする事ができるかだと思っています。

——素敵ですね。最後に今後のお知らせなどあれば教えてください。


はい、先ほども少しお話ししましたが、ネイリストさん向けの整理収納セミナーをMOGA BROOKさんの1Fのスペースで開催させていただきます。

前回は6月に開催したのですが、非常に好評で内容もバージョンアップしております! ご興味いただけましたら、ぜひいらしてください。


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店舗情報

arcas
東京都目黒区

永岡寛子さん/arcasのサロンarcasのサロン紹介!

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